2021年7月15日(木)に一般社団法人サイバースマートシティ創造協議会代表理事豊崎が『Super City / Smart City OSAKA 2021~未来都市のスマート化 EXPO & カンファレンス~』で特別講演します。
SP-12 『都市間連携でデータ共有するスマートシティの未来』
2021年7月15日 13:00~13:40
一般社団法人サイバースマートシティ創造協議会
代表理事
豊崎 禎久 氏
- 講演内容
島根県益田市のスマートシティは、国土交通省「先行モデル」事業採択の国内初の民間主導プロジェクトです。このスマートシティの特徴は「課題解決型」であることです。従来のスマートシティの多くは、アーバンが対象であり、テクノロジ・オリエンテッドな取り組みがほとんどでした。このため、多くの取り組みが苦戦しているようです。一方で益田市は人口がわずか5万人弱、ルーラルです。しかし、ルーラルであるからこそ、社会課題を抽出しやすい。そうした社会課題に対して、最適なテクノロジを選んで適用し、都市間連携でデータを共有化した仕組みを社会実装し、地域課題を解決していく。これがMCSCCの基本的な考え方です。インドネシアのバリ島EV特区で、質の高いインフラ(エネルギーインフラ)の海外展開として向けた事業実施可能性調査事業にも採択されました。MCSCCのスマートシティ開発は、半導体開発手法を応用したものでサイバー空間と親和性が高いのです。 - プロフィール
欧米日の半導体企業、米LSIロジック社で戦略マーケティング、米ガートナー社のプリンシパル・アナリスト、米ハイテク企業本社副社長などを歴任。
慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科 元特別招聘教授。
スマートシティ&スマートビル規格団体独IP500アライアンス日本・アジアパシフィック元代表、独本部役員。 一般社団法人サイバースマートシティ創造協議会代表理事。
主な著書『日本版シリコンバレー創出に向けて 深圳から学ぶエコシステム型イノベーション』他。