報道各位
サイバースマートシティ創造協議会(MCSCC)の新たな展開について
2021年3月12日
一般社団法人サイバースマートシティ創造協議会
一般社団法人益田サイバースマートシティ創造協議会(旧名称:一般社団法人益田サイバースマートシティ創造協議会。以下「MCSCC」という。2018年10月29日設立)は、IoT/センサー等の技術を活用したサイバー空間とリアル空間の融合を通じ、人々がより健康で、より環境に負荷をかけずに暮らせるスマートシティの創造を目的として、私たちの「始まりの地」島根県益田市において、自治体と連携しながら各種のプロジェクトを行ってまいりました。
2019年には国土交通省の「スマートシティ先行15モデル事業」に選定され、東京などの大都市だけではなく、地方都市でも実現できる汎用性の高いスマートシティのあり方を模索してきたところです。
このたび、MCSCCは、日本のスマートシティのフロントランナーの一人として新たな課題に挑戦を続けていくため、次のような改革を行うこととしました。
1.組織としての進化
● 従来の「一般社団法人益田サイバースマートシティ創造協議会」を「一般社団法人サイバースマートシティ創造協議会(英語名称:Matrix of Cyber Smart City Consortium」と改称し(2021年3月6日決定)、益田市をはじめとする各地域に置かれるコンソーシアム(推進協議会)を束ねる全国団体に改組する。
● MCSCCの英語名称に冠した「Matrix」は、「なにものかを生み出す、創造する母体」を意味することばであり、全国各地や世界(新興国)に広がるコンソーシアムを生み出す母体として機能していきたいという私たちの思いを込めている。
2.全国各地での展開
● 島根県益田市のほか、現在キャンパスを置いている各地域(全国11地域)において、地方自治体や地元企業等と連携し、順次、地域コンソーシアム立上げに着手する。
● グローバルヘッドクオーターは、全国及び世界を俯瞰する観点から、東京都港区に移転し、関係省庁等との連携を深めることを目指す。なお、従来益田市に置いていたグローバルヘッドクオーターは益田キャンパス(活動拠点)として継続する。
● MCSCCベンチャー会員企業である株式会社アドミンと連携し、長崎県長崎市において「AIやIoTテクノロジーが支え森と共生する未来の暮らし」をテーマとした実証実験村「スマートビレッジ」構築を目指すとともに、長崎市出島町にMCSCCのFiware拠点を置く(長崎での展開方向については別途詳細公表予定)。
3.世界(新興国)への展開
● 新興国への展開を図るため、海外での事業活動に実績のある幾つかの企業を新会員として迎え、海外におけるスマートシティの検討に向けた体制を整備する。
<お問い合わせ>
一般社団法人サイバースマートシティ創造協議会 contact@matrix-cyber.org
グローバルヘッドクォーター:東京都港区東麻布1-7-7-3F アーキテクトグランドデザイン株式会社内