プロジェクト PROJECT

IoT温度センサーの冷凍冷蔵環境における実証実験がスタート

2025年2月17日、株式会社エレナのご協力により、一般社団法人サイバースマートシティ創造協議会(MCSCC)とMCSCC会員企業(アーキテクトグランドデザイン株式会社)と同社パートナーの株式会社サンシャインの3社で長崎市のエレナ稲佐店で約3か月間の実証実験が始まりました。
このIoTソリューションはZenMeasure社(Xiaomi社エコシステム)IoTソリューションである温度センサー遠隔システムをプロジェクトに導入し、国内実証完了後はインドネシア共和国向けの輸出プログラムとしてビジネス展開を致します。


冷蔵庫内に設置した冷蔵庫用センサー

上の写真中のセンサーを拡大した写真

別の冷蔵庫内の冷蔵庫向けセンサー

冷凍庫内に設置した冷凍庫センサー

IoTゲートウェイ

設置にご対応頂いた、エレナ稲佐店店長

 

実験結果

収集されたデータ:

冷凍庫

冷蔵庫

図中の赤線は、本実験において仮設定した温度閾値を示している。なお、当該閾値は実験
用に任意に設定されたものであり、閾値を超過する温度変化の発生自体は問題とならない。

温度が周期的に上昇する現象について先方に確認を行った結果、これは冷凍庫および冷蔵
庫における霜取り動作(デフロスト)に起因するものであるとの説明を得た。

このことから、当該センサ取付位置において、設備の動作に伴う詳細な温度変化を的確に
検出・記録できていることが確認された。